こんにちは😊 管理栄養士の天野です👧
8月が終わり、少しずつ涼しくなってきていることが感じられます。
季節の変わり目は1日の気温差が大きくなるため、自律神経が乱れ、体調が崩れやすくなります。
風邪を引かないように、食べ物を通じて免疫力を高めていきましょう!
免疫力を高めてくれる栄養素には「ビタミンC」や「ビタミンA」があります。
ビタミンCには皮膚を丈夫にしたり、細胞同士の結合を高めてウイルスの侵入を防ぎ、体内に入ってきたウイルスを排除する白血球を活性化させる働きがあります。果物をはじめ、赤ピーマン、ブロッコリー、じゃがいもなどに豊富に含まれています。秋が旬の食べ物のさつまいもや柿にも多く含まれています。
・さつまいも 25㎎(食品100g当たり)
・柿 70㎎(食品100g当たり)
ビタミンAは抗酸化力があり、のど鼻の粘膜を健康に保ち、ウイルスの侵入を防いでくれます。また、ビタミンAは視力回復や疲れ目に役立つため「目のビタミン」と呼ばれています。ビタミンAはレバー、にんじんやモロヘイヤなどの緑黄色野菜に多く含まれます。秋が旬の食べ物、うなぎにも多く含まれています。
・うなぎ 1500μg(食品100g当たり)
ビタミンAとビタミンCは一緒に摂ると、よりよい効果を得ることができます。
実は、ビタミンCは酸化すると、免疫力を強める働きが低下してしまいます。しかしビタミンAにはビタミンCの酸化を防いでくれる働きがあるため、一緒に摂ることでより免疫力を高めることがきます。
ただし、ビタミンAは脂溶性ビタミンのため過剰摂取に注意が必要です。ビタミンAは脂溶性ビタミンであり体内に蓄積するため、摂り過ぎると副作用を起こす可能性があるため過剰摂取には注意が必要です。一方で、ビタミンCは水溶性ビタミンであり2~3時間ほどで排泄されるため、毎食補う必要があります。
ビタミンAとビタミンCを上手に摂取し、かぜをひかないように秋を迎える準備をしましょう