こんにちは😊 管理栄養士の天野です。👧
8月4日は栄養の日です。今年のテーマは「自分のために、地球のためにサスティナブルに食べよう」です。
最近よく、SDGsという言葉を耳にしませんか?
SDGsとは持続可能な開発目標という意味合いです。
食の面からSDGsに取り組むことは、みなさんの毎日の食に対する考え方1つで簡単に貢献することができます。
それが、SDGsのSが指す、サスティナブルです。
サスティナブルには、今ある自然や資源を維持しながら、健康で安全な暮らしを未来へつなげていこう、という意味があります。
「食」からできるサスティナブルなことには、「環境への負荷:地球にとってのサスティナブル」と「栄養バランス:みんなにとってのサスティナブル」の2つがあります。
「環境への負荷」、それは1つ1つの食べ物を無駄なく食べることです。
「今日、この食材安いから少し多めに購入しておこう!」と購入した食材を、ダメにしてしまって捨ててしまったことはありませんか?
まだ食べられるところが残っているのに捨ててしまったり、作り過ぎてしまって破棄してしまうこともあるかと思います。
私たちが毎日食べている食材の1つ1つは、限りある大切な資源です。
1つ1つの食べ物を無駄なく、大切に消費し、地球にとってのサスティナブルへつなげていきましょう!
「栄養バランス」は、食塩や糖質、脂質の摂り過ぎないこと、また食べるのを制限しすぎないことを指します。
食塩の摂り過ぎは高血圧に、糖質の摂り過ぎは糖尿病に、脂質の摂り過ぎは脂質異常症に繋がり、どれも生活習慣病に当てはまります。また、メタボリックシンドロームにもつながっていきます。
食塩や糖質、脂質の摂り過ぎを改善することで生活習慣病を予防することに繋がっていきます。
また、食べるのを制限しすぎてしまい、痩せすぎてしまうと、摂食障害等の健康異常につながってしまいます。
それぞれの栄養素の適正量を知り、それぞれの栄養素を適切に摂取することでみなさんの健康を守り、みんなにとってのサスティナブルに繋がっていきます。
みんなが何か1つ、小さなことから始めていくことが大切です。
ぜひ、8月4日に周りの皆さんと「食のサスティナブル」について考えてみてください!