こんにちは。管理栄養士の天野です😊
7月に入りだんだんと蒸し暑くなってきました。
今回は、暑い夏を乗り切るために摂取してほしい栄養素、おすすめの食品をご紹介します!
ぜひ摂取していただきたい栄養素は、ビタミンB1 、アリシン、たんぱく質、ビタミンC、クエン酸、ペクチンの6つです。
【ビタミンB1】
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きをもち、疲労回復効果があります。
ごはんやパン、麺類等と一緒にビタミンB1を摂取すると、炭水化物に含まれる糖質を効率よくエネルギーに変え、利用することができます。
【アリシン】
アリシンは、ビタミンB1の吸収を高める等、ビタミンB1の働きを助ける役割があります。
ビタミンB1を含む食品と一緒に摂取することで相乗効果を得ることができます!
【たんぱく質】
暑い夏には食欲が低下し、たんぱく質の摂取量も低下してしまいます。
必須アミノ酸(体内で合成することができないアミノ酸)をバランスよく含んでいる良質なたんぱく質を摂取しましょう!
【ビタミンC】
ビタミンCはストレスを軽減するホルモンをつくるはたらきがあります。
暑さや疲労を感じると副腎からストレスを軽減するホルモンがつくられます。
その時にたくさんのビタミンCが消費されるため夏はビタミンCが不足しがちです。
ビタミンCは体内で作り出すことができないため、食事でしっかり摂取しましょう!
【クエン酸】
クエン酸と聞くと、酸っぱいというイメージがわいてきますよね!クエン酸を摂取すると、唾液や胃液の分泌が促進され、食欲増進効果が期待できます。
暑くて食欲が出ない時はクエン酸を摂取して、食欲を高めながら口の中をさっぱりさせることができるのでおすすめです。
【ペクチン】
ペクチンは、水溶性の食物繊維です。ペクチンは、たんぱく質の消化・吸収を助ける他、胃の粘膜を守る働きがあります。
さらにペクチンは水溶性食物繊維のため、血糖値の上昇を抑える働きやコレステロールの吸収を抑える役割もあるため、
糖尿病や脂質異常症の予防効果もあります。
熱中症予防のためにこまめな水分補給や、ミネラルを摂取することも大切です。
それぞれの栄養素の働きを知り、質の高い食事で暑い夏を楽しく乗り切りましょう!