第52回 難消化性でんぷんとは🍙

皆さんこんにちは、寒い日がまだまだ続きますね❄

 

 

突然ですが、「レジスタントスターチ」という単語を聞いたことがありますか?

 

レジスタントスターチとは“難消化性でんぷん”のことで、難消化とは体内で消化されないという意味です。

 

小腸で消化されにくく、大腸で微生物の影響を受けて分解・吸収されるため、食物繊維と同じような働きを持っているといわれています😮

 

 

 

でんぷんは小麦や米、とうもろこし、まめ、じゃがいもやタピオカ等に多く含まれていますが、水を加えることによって形態を変化させます。

 

お米を例に挙げます🌾

炊く前の生米、これは“生でんぷん”といわれる状態です。

 

 

そこに水を加えて加熱すると炊いたお米が出来上がります。これを糊化(こか)といいます。(糊化でんぷん)

 

さらにこの状態を放置すると、冷やごはんになります。これを老化と呼びます。(老化でんぷん)

 

 

生でんぷんと老化でんぷんにはレジスタントスターチが多く含まれており、炊いた直後のお米よりも冷えた状態の方がレジスタントスターチの量は多くなるのです😲

 

 

先ほども記述した通り、レジスタントスターチには食物繊維と同じような働きがあるので、血糖値の急上昇を抑える、総コレステロール・LDLコレステロールの数値を低下させる効果があるといわれています😳

 

さらに、腸の機能を活発にする効果もあります!

 

 

適度な摂取量を守り、健康維持に役立てることができるといいですね😉