第35回 フレイルを予防しよう

皆さんこんにちは🌞管理栄養士の森部です🌳

 

 

突然ですが、「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

フレイルとは、

“老化に伴う様々な機能低下により健康障害に陥りやすい状態”

のことを指します。

 

フレイルに陥ると、筋肉量の低下→活動量の低下→エネルギー消費量の低下→食事量の減少→低栄養状態→要介護状態→…と負のスパイラルになってしまうのです😖

 

 

今回のハーモニー通信ではこのような状態に陥らないようにどうするべきか、お話ししていきますね🙆

 

 

疲れやすくなったり、体重が減ってきたりしているとフレイルの傾向があるかもしれません。

 

筋肉量が低下している状態を「サルコペニア」といいます。

まずはサルコペニアの危険性があるのかどうか、ふくらはぎを使って簡単なチェックをしてみましょう。😌

 

指輪っかテスト

※山梨県厚生連より引用

 

 

また、厚生労働省よりフレイル予防のパンフレットが公開されていますので、お時間がある時に確認してみてください。

https://www.mhlw.go.jp/content/000620854.pdf

 

 

 

フレイルを予防するためにはどうすればいいのでしょうか?

 

  1. 食事

→バランスの取れた食事を3食食べましょう

  1. 身体活動

→今よりも+10分を心がけて、体を動かしましょう

  1. 社会参加

→趣味やボランティアなどで外出をしましょう

 

食事について詳しくお話しします🍴

 

 

・3食しっかりと摂りましょう

朝・昼・夜と食事を摂ることは、必要な栄養を摂ることができるだけでなく、規則正しい生活を送ることにもつながります。

 

・バランスよく色々な食品を食べましょう

「1汁3菜」という言葉があるように、1食の食事の中に、主食・主菜・副菜・汁物を取り入れるとバランスは取りやすいです。

5大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)が揃っているととても良いです☺

 

・たんぱく質を意識的に摂りましょう

たんぱく質は筋肉をつくる上でとても重要な栄養素です。

たんぱく質が含まれる主な食材は「肉・魚・大豆製品・卵・乳製品」などです。

 

[今より多く取り入れるための例]

・朝食にヨーグルトを追加する

・昼食に豆腐を追加する

・夕食に納豆を追加する

・味噌汁を豚汁に変えてみる

 

※腎臓に疾患がある方はたんぱく質の摂取制限がある場合もございますので、管理栄養士にご相談ください。

 

 

 

出来そうなことから少しずつ取り組んでみましょうね😉