更年期症候群について

男性、女性ともに年齢とともに性ホルモンは低下していく傾向にありますが、その減少の程度が大きくなった際に「更年期症候群」「更年期障害」と呼ばれる症状が一定期間出現する場合があります。

 

自覚症状


ほてり(ホットフラッシュ)、多汗、不眠、イライラ感、肩こり、疲労感などがあります。

 

検査


ホルモンの血液検査では、女性ではE2(エストラジオール)、男性ではテストステロンの低下を認めます。またその代償として性ホルモンの分泌を刺激するLH(黄体形成ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)の上昇を認める場合があります。

 

治療


更年期症状を緩和する選択肢として、当院では下記のような治療を行っております。

 

 

(1) 漢方薬

内服薬となり種類も比較的豊富にあるため、自覚症状に合わせ処方を行っていきます。加味逍遙散、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸などを用います。

 

(2) プラセンタ

胎盤抽出成分であるプラセンタの皮下注射により様々な更年期症状を緩和します。年齢や状態により保険診療の適応がある場合があり、自由診療の方ではプラセンタの種類、およびその投与量について様々な選択肢を提供しております。

 

 

(3) ホルモン補充療法

上記の漢方薬、プラセンタ等にて症状が十分に緩和できない場合、ホルモンの補充を行う場合があります。性別、臓器の状態により薬剤を選択します。

 

更年期症候群の治療について気になっておられる方は当院までご相談ください。

 

 

愛知県知立市谷田町西1-14-4

さわやか内科クリニック

0566-91-1114