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スギ花粉症(アレルギー性鼻炎)の解説と治療につきまして

例年2月下旬から4月上旬までスギ花粉が最も多く飛散するシーズンに入り、鼻水、くしゃみ、目の痒み、皮膚の痒みなど花粉症の症状に悩まされる方も多くいらっしゃるかと思われます

 

下記画像は飛散しやすい花粉と時期を示したカレンダーとなります

 

 

当院ではアレルギー疾患の一つである花粉症に対して下記のような検査、治療を実施しておりますので、ご相談いただければと存じます。

 

 

検査について


 

血液検査で花粉の他、ハウスダスト、ペット、食物などのアレルギーの原因を調べることができます(保険診療)。

 

原因がはっきりしない場合のスクリーニングとして「View39」という39個のアレルゲン項目がセットになったアレルギー検査を実施できます。

 

セットに含まれない項目を調べたい場合などは、一度の採血で最大13項目まで選択して実施することが可能です。

 

 

 

 

 

 

治療について


 

当院では花粉症に対して下記の治療を実施しておりますので、ご希望の場合はご相談いただければ幸いです。

 

 

 

 

(1) 抗ヒスタミン薬(内服)

花粉によるアレルギー症状を抑えるために抗ヒスタミン薬の内服から開始する場合が一般的です。

この系統の薬は10種類ほどあるため、効果の強さ、眠くなりにくさ、内服回数、持病など個々の事情に合わせて相談が可能です。

 

(2) 点鼻薬・点眼薬(外用)

鼻や眼の症状が特に強い場合、点鼻薬(ステロイド薬)、点眼薬(抗ヒスタミン薬)を使用または抗ヒスタミン薬と併用することが可能です。

 

(3) 抗IgE抗体製剤(注射)

従来の治療で症状の改善が見られず、アレルギー検査で一定の条件(スギ花粉に対する抗体価や総IgE値)を満たす場合に抗IgE抗体製剤による治療適応がある場合があります。

体内で作られた花粉に対する抗体がアレルギー症状を引き起こす細胞(肥満細胞)に結合するのを防ぐ事で症状を抑えます。

 

(4) 舌下免疫療法

スギが原因の花粉症(アレルギー性鼻炎)の根本治療法として、「舌下免疫療法」があります。

1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。

治療開始可能な時期は5月中旬から12月頃までとなり制限があります。

 

 

さわやか内科クリニック

愛知県知立市谷田町西1-14-4

0566-91-1114