甲状腺について

甲状腺は首の中央下部にあり、気管の周囲に張り付いた蝶形の臓器で、右葉/左葉/峡部に分かれていて通常大きさは縦が4cm強、幅と厚さは左右それぞれ1~2cm 程度、重さは15~20g程度です。

 

 

甲状腺は「甲状腺ホルモン(FT3、FT4)」という体の代謝機能を調整するホルモンを分泌する大事な臓器で、脳(下垂体)から分泌される「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」によってその量が調節されています。

 

甲状腺ホルモンが多すぎたり、逆に不足したりすると体に様々な症状を引き起こします。多すぎる場合は動悸、震え、発汗などの症状が出現し、心臓や骨などの臓器に負担がかかってきます。少なすぎる場合はむくみ、冷え、活力低下などの症状が起こり、特に妊娠中では胎児の発育に悪影響を及ぼすと言われています。

 

健康診断では甲状腺の触診で腫れていたりできものがないかどうかを診たり、血液検査でホルモンの数値を測定する場合もあります。何か異常を指摘された場合は受診の上、ご相談ください。